佐島屋印刷所の歩み
明治初期の創業から七代。会津の城下町とともに歩んできた、町の印刷屋です。
代表ごあいさつ
佐島屋印刷所は、明治初期の創業。私で七代目になります。
もともとは和紙を商い、提灯(ちょうちん)などを手がけていたと伝えられています。明治のころには、金品の受け渡しの証として印判を押す「判取り帳」や、商家の帳簿である「大福帳」を作るようになりました。城下町・会津若松の商家にとって欠かせない、大切な商売道具を引き受けてきたのです。
大福帳はやがて、罫線の入った売上帳や出納帳へと姿を変えていきます。罫線を引くために木版が使われ、やがてゴム版、亜鉛版へ——印刷の方法が移り変わるのに合わせて、私たちも「印刷屋」へと姿を変えてきました。
今では、名刺やはがきといった小さなものから大型の包装紙まで、印刷全般をお引き受けしています。デジタル化で情報の伝え方がますます多様になる今も、変わらぬ想いで、お客様のご相談にお応えしてまいります。
近年は、これまで培ってきた技術を活かして、会津の郷土玩具をモチーフにした自社商品の開発にも取り組んでいます。お客様のご依頼にお応えする仕事も、自分たちで企画する仕事も、根っこは同じ「かたちにすること」。どちらも、私たちにとって大切な仕事です。
大きく変わろうとするのではなく、小さな変化を日々積み重ねていくこと。私たちはそれを大切にしています。判取り帳から大福帳へ、木版からゴム版、亜鉛版へ——先代たちもきっと、目の前の一つひとつに向き合いながら、少しずつ形を変えてきたのだと思います。時代に合わせて手を加えながら、お客様に寄り添うサービスをこれからも続けてまいります。
有限会社 佐島屋印刷所 代表 五十嵐 弘太郎
和紙から印刷屋へ、そして商品づくりへ
時代とともに姿を変えながら、会津の商いを支えてきました。
和紙・提灯を商う
創業のはじまりは、和紙を扱い提灯(ちょうちん)などを手がけていたと伝えられています。
判取り帳・大福帳づくり
明治期には、印判を押す「判取り帳」や商家の帳簿「大福帳」を製作。城下町の商家に欠かせない商売道具を担いました。
木版・ゴム版・亜鉛版へ
帳簿は罫線入りの売上帳・出納帳へと発展。罫線を引く技術が木版からゴム版、亜鉛版へと移るなかで、印刷屋へと姿を変えました。
そして、印刷全般へ
名刺・はがきから大型包装紙まで印刷全般に対応。ウェアプリントやUVプリントなど、新しい設備でお客様のご要望にお応えしてきました。
いま、商品開発と販売にも力を
印刷で培った技術を活かし、自分たちで企画した商品を届ける取り組みにも力を入れています。あかべこや起き上がり小法師をモチーフにしたオリジナル商品を開発し、福島県内の道の駅やお土産店へお届けしています。オリジナル商品・卸のご案内
沿革
明治初期の創業から現在まで、少しずつ形を変えながら歩んできました。
会津若松にて創業。和紙を商い、提灯の絵付けや家紋入れなどを手がける。
金品の受け渡しに使われる「判取り帳」や、商家の帳簿である「大福帳」の製作を始める。
帳簿に罫線を引く技術が、木版からゴム版、亜鉛版へと移り変わり、印刷業へと事業を発展させる。
名刺、はがき、伝票、封筒、チラシ、帳票類など、商業印刷全般へ取扱品目を拡大。
デジタル化に対応し、印刷データ制作やデザイン業務を強化。ポスター、シール、看板、販促物などへ事業領域を広げる。
「オリジナルプリントショップ Sashimaya」を開設。Tシャツ、ウェア、バッグ、マグカップ、記念品などのオリジナルプリント事業を本格化。
DTFプリンターなどの設備を導入し、少量・多色のウェアプリントへの対応を強化。
自社オリジナル商品の企画・開発を本格化。あかべこや起き上がり小法師などをモチーフにした商品を展開。
印刷・デザイン・加工技術を生かし、自社商品の企画、製造、卸、販売に注力。福島県内の道の駅やお土産店を中心に商品を販売している。
印刷事業、商品開発事業、Web・デジタル・AI活用を組み合わせ、新たな商品・サービスの開発に取り組む。
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